【独占取材】ヒクソン・グレイシー・セミナー in 自衛隊 ー中編ー

2018年2月12日(月)陸上自衛隊・朝霞駐屯地で開催された歴史的な講習会「ヒクソン・グレイシー・セミナー」。
いよいよその全貌が明らかに!

反響の大きかった前編に引き続き、HIROKOさん (A-bonD Japan)のリポートでお送りします。
© Photo by Xesanat Text by Hiroko (A-bonD Japan)
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「ヒクソン・グレイシー・セミナーin自衛隊」
2018年2月12日(月) 陸上自衛隊・朝霞駐屯地

ヒクソンさんは、とてもシンプルなコトバで話をする。私達が日常的に使う様な表現だけど、一つ一つのコトバのその意味は深く、ワタシの心に突き刺さる。

ヒクソンさんは開口一番、グレイシー柔術とはセルフディフェンス(護身術)だと説明した。

セルフディフェンスとは、自分の目の前にある問題を解決し、自分の身を護ることだという。そして、その技術や哲学は、戦いや格闘の場面だけでなく、生きていく上でのあらゆる状況に応じるものだと語った。

最も重要だとして、最初に教えてくれたことは呼吸法。 息を吸い、吐く―。私達が生まれてから死ぬまで、絶えず行い続ける身体操作。息を吐く時は横隔膜を動かす事を意識し、力強く吐き出す。吸う時は逆に力を抜いてリラックスする。

ヒクソンさんはいう。「呼吸は自分の感情をコントロールする一番の方法」だと。この呼吸法の目的は、こころの平穏を得ること。「不動の心」から物事をシンプルに考えられるようになり、そのことが正しい判断力を生み出す。その結果、問題は解決される。

ベース(基本姿勢)の重要性についても語ってくれた。

大切なポイントは、常に動き(身体的にも、精神的にも)、周囲(環境)のプレッシャーに負けない、影響され過ぎない基本姿勢(状態)を作る。


これは格闘技だけでなく、生きていく上でとても大切なことだと思った。

ヒクソンさんは「見えない力(invisible power)」と言うコトバをよく使う。論理的かつ実証的に裏付けされたグレイシー柔術の技術を言葉で事細かく説明するのではなく、「見えない力」という幻想的で魅惑的なキーワードを使い、高技術な動きを実演し、それを参加者に体感させる。

自分の心や身体で感じ、理解していくことが“正しい方法”を身につける最善の道だと。「Don’t think, feel」―頭で理解しようとする「見えなくなり」、心で感じると「見えてくる」のかな~♪

ヒクソンさんは「グレイシー柔術はセルフディフェンスである」というコンセプトを軸に、教える内容を実にロジックに説明してくれる。そのコトバの一つ一つは重く簡単には理解できないけど、決して忘れることができない。(もうヒクソンさんの虜になったのかも。笑)

最後にこんな話もしてくれた。人生を海で航海する事に例えて「もしあなたの乗っている船がジェットエンジン付きの船ならば、パワフルなエンジンに頼り自力だけで進めばよい。でも、ほとんどの人が乗っている船は帆とオールだけで進むシンプルなボート。「グレイシー柔術」の知恵はそんな船に乗っているあなたの役に立つ」と。

自然災害、救助活動、戦場など、有事の際に体を張って活動する自衛隊の方々。私達の想像が及ばないくらい程のストレスがかかる環境で頑張っている彼らにとって、今日のヒクソンさんが伝えたコトバは心の支えになるんだと思う。そして、主婦のワタシにとっても毎日の生活は戦い。ヒクソンさんのコトバは心の奥底まで響いた。

【独占取材】ヒクソン・グレイシー・セミナー in 自衛隊 ー後編へ続くー

【独占取材】ヒクソン・グレイシー・セミナー in 自衛隊 ー前編ーはこちら


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