コーヒーをリサイクルしたプロダクト「KAFFEEFORM」

コーヒー業界に巻き起こっている「サードウェーブ」の波は2016年に入ってもとどまることはなさそうだ。昨年上陸したコーヒー界の“Apple”こと「ブルーボトルコーヒー」がその波を後押しした。街中にはインディ系のカフェやコーヒースタンドが続々とオープンし、自宅でもコーヒーを楽しめるようコーヒー豆を焙煎・販売している店舗を数多く見かけるようになった。

そもそも「サードウェーブコーヒー」とは何か? サードと言うからにはファーストがあるわけで、「ファーストウェーブ」は、19世紀後半から、1960年代まで続いた大量生産・大量消費のコーヒーの時代を言う。「セカンドウェーブ」は浅く焙煎したコーヒー豆を使用したいわゆる『アメリカンコーヒー』ではなく、女神様で有名なシアトル系コーヒーチェーン等の登場で有名になった、深煎りで高品質の豆を使った時代をさす。そして、古くから日本の喫茶店で見られる、特定の農園の豆を使用し、煎り方、挽き方にも拘り、それぞれの味わいを引き出すようハンドドリップやサイフォン、時にはエアロプレスといった器具で1杯ずつ淹れるスタイルを「サードウェーブ」というようになった。このムーブメントが世界中でトレンドとなり、今や一杯のコーヒーを求め長蛇の列が出来るほどの店舗も少なくはない。

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コーヒーには眠気を抑制したり集中力を高めたりする作用があるが、偏頭痛に効く、視力低下防止、「1日2杯以上コーヒーを飲むと死亡率が下がる」というデータが公開されるなど様々な効能が期待されている。使用したコーヒーのかすには消臭効果や、食器洗いにも使えるのだが、この『かす』に目をつけたのが、ドイツ人デザイナーのユリアン・レヒナー氏。

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レヒナー氏は『コーヒーかす』を利用し、カップとソーサーを作り出すことに成功した。『コーヒーかす』に天然の糊と微細な木片を加えることで、香りも保存しつつウオッシングマシンでも洗えるという。

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カップとソーサー1組が€20、2組で€35で販売中。デミタスカップとソーサーとしては少々お高めだが、地球に優しく、コーヒーの楽しみ方がまた一つ増えることは間違いない。

購入すると、1組づつ梱包されて届けられ、開封するとほのかなコーヒーの香りが広がり、淹れた一杯のコーヒーの味がいつも以上に引き立つ。kaffeeform_cups6Processed with VSCOcam with s2 preset

 

KAFFEEFORM coffee Recycling Products