手塚治虫、幻のSF作品『ダスト18』が遂に初単行本化!!

手塚治虫が1972年に『週刊少年サンデー』(小学館刊)に連載していた幻のSF作品『ダスト18』の初単行本が発売された!

『ダスト18』は実は、手塚治虫自身の手で100ページ以上に及ぶ大幅な改変がなされ、『ダスト8』と改題の上で単行本化されたという経緯がある。
その際には、連載時の2話を1話にまとめてしまうといった構成の変更に始まり、キャラクターの表情やセリフにも手が加えられ、さらにはエンディングまでが全く異なるものになるなど、ほぼ別作品として生まれ変わっている。

そのため、オリジナルのままの『ダスト18』を読みたいという声がファンの間では根強くあり、幻の作品として知られていた。

今回はそうしたリクエストに遂に応え、現存する原稿と掲載誌をもとに連載時の内容を再現、さらに未使用エピソードのネームや予告カットなどを収録した決定版として単行本化される。

物語は、乗員乗客90名が登場した飛行機が墜落するところから始まる。全員死亡かと思われたこの事故から生還した18人は、全員が生命の石を持っていた……。奇抜な発想のもと、生命の尊厳と人間の生への執着と欲望を描いたこの作品は、いわば手塚の代表作『火の鳥』にも通じる問題作と言えるだろう。

CONTENTS
ダスト18
ダスト18アーカイブス(ネーム、予告カット)
資料編(週刊誌表周り用カット、全集表周り用カット、他)
解題 濱田高志

PROFILE 
手塚 治虫(てづか おさむ)
1928年、大阪府豊中市生まれ。兵庫県宝塚市で少年時代を過ごす。46年マンガ家としてデビュー。翌年発表した「新寶島」等のストーリーマンガにより、戦後マンガ界に新生面を拓く。62年アニメーション作家としてデビュー。翌年から放映したテレビアニメ「鉄腕アトム」により、テレビアニメブームをまきおこす。89年2月9日没。

ダスト18

著者:手塚治虫
定価:3,456円(本体3,200円+税)
発売:2018年7月13日
仕様:B5判/404ページ
立東舎刊行/リットーミュージック発売
商品情報ページ http://rittorsha.jp/items/17317439.html