イッテンサン!果たし合いワンダーランド「巌流島 OUT ENEMY 2018 in MAIHAMA-謹賀新年、宿敵同士の果たし合い-」

2018年1月3日(水)闘いのワンダーランド「巌流島」、新年の果たし合いが千葉・舞浜アンフィシアターで行われた。
メインマッチは巌流島の2大エース菊野克紀、小見川道大の宿敵対決。さらに元大相撲前頭の鈴川真一、空道世界王者シャロマエフ、巌流島トーナメント初代覇者のブライアン・ドゥウェスらが参戦し、実にお正月らしい豪華なカードが並んだ。
この宿敵同士の果たし合いの模様を、MMA Journal特派員のリポートとファイティング・ドキュメンタリー「BLACK&FIGHT」でお送りします!

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巌流島実行委員会
「巌流島 OUT ENEMY 2018 in MAIHAMA-謹賀新年、宿敵同士の果たし合い-」
2018年1月3日(水)千葉・舞浜アンフィシアター

▼第1試合 65kg契約
○聡-S DATE(20=マハラージャ・カルーリカ/日本)
一本 2R59秒 ※胴回し回転蹴り
●香月俊介(36=フルコンタクト空手/日本)
初代タイゲーマスクを崇拝しインドの格闘技マハラージャ・カルーリカを操る聡-S DATEとフルコンタクト空手の香月の遭遇。サイドキックと膝への関節蹴りで自らの距離で闘う聡-S DATE。一矢報いたい香月が距離をつめるが道着を掴んで膝蹴りを放つ聡-S DATE。2R香月をテイクダウンした聡-S DATEがパウンド連打。ッブレイクがかかりスタンドに戻ると、パンチを打つモーションをかけながら一気に距離を詰めた聡-S DATEの、フライング・ニールキックが香月の顎を直撃し後方へ倒れると主審が試合を止めた。

▼第2試合 無差別級
○アキラ・シット・レック(35=システマ/日本)
一本 3R34秒
●左 禅丸(44=日本拳法/日本)
ロシアの護身術をベースとした武術「システマ」代表のアキラ・シット・レックと昭和7年澤山宗海により創始考案された「日本拳法」代表の左禅丸の一戦。防具とグローブを着用し打撃、投げ、寝技を駆使して勝敗を競い合う「日本拳法」はある意味『巌流島』向きだとの呼び声も高かった。一方の「システマ」はソビエト連邦の独裁者ヨシフ・スターリンのボディーガードから教わったミハイル・リャブコによって創設されたロシアの合気道とも呼ばれる護身術ベースの格闘技であるため、この対戦がどのようにスゥィングするのかが注目された。しかし試合が始ると「システマ」代表のアキラが前進し打撃、押し出し、投げと左を圧倒する。左の打撃が当り始めるも、アキラが臆することなく柔らかい動きで前へ出る。3R打撃で前へ出る左に対して投げで転落ポイントをとるアキラ。後がない左に対して足払いで倒しパウンドを見舞ったところで主審が試合を止めた。

▼第3試合 78kg契約
○岩崎徳正(41=数見空手/日本)
判定3−0
●蓮見隆太(31=キャッチ・アズ・キャッチ・キャン/日本)
UWFスネークピットジャパンの宮戸優光の弟子でありビル・ロビンソンの門弟・蓮見と、伝説の空手家・数見肇の弟子・岩崎。キャッチ・アズ・キャッチ・キャンというジョシュ・バーネットらが後継する関節技を駆使したプロレスの源流と、極真を源流としたフルコンタクト空手の対決は、言わば「巌流島」版アントニオ猪木対ウイリー・ウイリアムスという幻想対決! 飛行機投げからテイクダウンを奪いたい蓮見だが、これをさせじと岩崎が脇を絞め道着を掴み膝蹴りを放つ。それでも岩崎をテイクダウンする蓮見がパウンドを狙うが、岩崎のガードが固くパスガードを許さない。ラウンドが進むにつれ岩崎の至近距離の打撃に蓮見が手詰まりとなり、3−0の判定で岩崎が勝利した。

▼第4試合 無差別級
○鈴川真一(34=大相撲/日本)
一本 1R2分02秒 ※転落3回
●斐也(30=よしなり/キックボクシング/日本)
元大相撲前頭・若麒麟、鈴川真一。燃える闘魂・アントニオ猪木主宰のIGFでプロレスラーとして活躍したいた。一方の斐也は名門チームドラゴン所属の大型キックボクサー。IGFで総合格闘技の経験もある鈴川が序盤から打撃と投げを駆使し転落ポイントを重ねる。寝技になると防戦一方となる斐也をそのまま闘技場外へ放り投げ、転落ポイントを3回重ね鈴川が圧勝した。

▼第5試合 無差別級
○エブゲニー・シャロマエフ(29=空道/ロシア)
一本 1R53秒 ※右ストレートでKO
●カルロス・トヨタ(47=柔術/ブラジル)
格闘技大国ロシアから空道世界王者のエブゲニー・シャロマエフと、チェ・ホンマンを倒した豪腕柔術家カルロス・トヨタの一戦は、重量級とは思えないシャロマエフのシャープな打撃がトヨタを襲う。右ミドルから右ストレートのコンビネーションを被弾したトヨタが後方へ倒れこむと主審が試合を止めた。

▼第6試合 無差別級
○関根 シュレック 秀樹(44=柔術/日本)
一本 1R2分55秒
●ジミー・アンブリッツ(40=MMA/アメリカ)
両者共に100kgを超えた無差別級ワンマッチ。突進して組みつくシュレックに対し、アンブリッツは真っ向から受け止め膝。さらに組みつこうとするシュレックに対し打撃で応戦するアンブリッツ。組みついたシュレックはアンブリッツの前襟を掴み投げる。崩れるもアンブリッツは亀の状態になり、サイドバックポジションからパウンドを打つシュレック。さらにアンブリッツの右腕を腹固めに極めパウンドを連打するとたまらずアンブリッツがタップアウトした。

▼第7試合 無差別級
○シビサイ頌真(しょうま/26=倉本流武術/日本)
一本 1R25秒 ※パウンド連打
●ブライアン・ドゥウェス(30=キックボクシング/オランダ)
巌流島の超新星、シビサイ頌真。方やキックボクシングを武器に巌流島初代トーナメント覇者ブライアン・ドゥウェス。打撃で威嚇するドゥウェスに組みついてテイクダウンするシビサイ。マウントを奪いパウンドを連打するシビサイ。ドゥウェスはガードに戻せずシビサイに抱きつくことも出来ないまま顔をガードすることしか出来ない。そのままシビサイ頌真がパウンドを連打し続けると主審が試合を止めた。

▼第8試合 70kg契約
○菊野克紀(36=沖縄拳法空手/日本)
一本 1R57秒 ※パウンド
●小見川道大(42=柔道/日本)
巌流島のエース2人の果たし合い再び。2016年10月大会では小見川が巴投げで菊野を闘技場外へ放り投げるも、菊野の三日月蹴りで小見川かKOされている。1Rから低いガードで前進し間合いを詰める菊野。小見川は頭を左右に振りながら前進左右のフックを放つ。組み付いた小見川が投げ放とうとするも、菊野は潰してパウンドを打ち闘技場外に突き落とし転落のポイントを奪う。再開し小見川が間合いを詰め左ストレートを放つと菊野がカウンターの左フックが小見川の顎をとらえダウン! 菊野が小見川をニー・オン・ザ・ベリーの状態からパウンドを振り落とすと主審が試合を止めた。

 

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