1周年記念、大爆発!「KNOCK OUT 2017 in 両国」

昨年12月5日(月)TOKYO DOME CITY HALL大会にて始動した「KNOCK OUT」。撃つ、蹴る、斬る。”を掲げ、最後に立っている者が勝者だという、至極シンプルで、激しい撃ち合い、蹴り合い、斬り合いが交差したリングが誕生し、1周年を迎えた大会が両国国技館で開催された。

この模様をMMA Journalではおなじみとなった、HIROKO (A-bonD Japan)さんのリポートとファイティング・ドキュメンタリー「BLACK&FIGHT」、さらにオフィシャルダイジェスト映像でお送りします!

© All Photo by Xesanat Text by Hiroko(A-bonD Japan)

キックスロード
「KNOCK OUT 2017 in 両国」
2017年12月10日(日)東京・両国国技館

ライターHIROKOです。今回はあのKNOCK OUTの年末興行へ。格闘技界に彗星の如く現れ、僅か一年で、両国国技館。スゴイ!そして、ワタシ、実は両国国技館は初めて。もうワクワクが止まらない!
会場に入ると、オープニング1時間前から沢山のお客さんが。販売グッズも沢山あり、大会始まる前から、なんか、盛り上がってるー。
この日決まるライト級チャンピオンのベルトも展示してあって、なんか細かい演出がツボにはまるー。
パンフのデザインカッコイイし、文はあの布施さん!入場ステージ、照明、音楽、たった一年間で、この世界観を作り上げるなんて、制作運営チームの熱がハンパないー。
こんなサイコーの舞台だから、選手は毎回、命を張った試合が出来るのねー。

▼第1試合 62.5kg契約 3分3R
〇町田 光(橋本道場/WPMF世界スーパーフェザー級王者)
●大月晴明(マスクマンズ/元WPKC世界ムエタイ&全日本ライト級王者)
TKO 3R 2分07秒
第1試合は町田vs大月。何が飛び出すか分からない、必殺技対決!(≧∇≦)
両者、対称的な入場。ボヨヨンロックの大月は動、サムライな町田は静。国技館の大きさも、二人のキャラを引き立ててる。
一発KOありの二人だから、試合は目が離せない。殴り合い上等の打ち合いの中、町田が3R右のハイキックでノックアウト勝利!初っ端から、KNOCK OUTらしい試合。にしても、インターバル中、椅子に座らず、正座の町田。サムライだわー。^_^

▼第2試合 60.0kg契約 3分5R
〇重森陽太(伊原道場稲城支部/第9代日本フェザー級王者、第10代日本バンタム級王者)
●マキ・ピンサヤーム(タイ/第20代MA日本スーパーバンタム級王者)
判定3-0(50-49、49-48、50-49)

▼第3試合 51.0kg契約 3分5R
〇石井一成(東京KBA/元True4Uフライ級王者)
●能登龍也(VALLELY KICKBOXING TEAM/NJKFフライ級王者)
判定3-0 (50-47、50-46、50-46)
天心に続く神童と期待された石井が衝撃のノックアウト負けからわずか半年後、因縁の相手と再戦。両者も序盤から目線バチバチ。開始ゴングからグローブ合わせず、ヤバイ雰囲気。
手数で石井が攻めるけど、能登は動じず、常にリングの中央をキープ。そして、この二人、51キロのフライ級と思えないくらい、破壊力、ヤバイ、ヤバイわ!!
手数、テクニックで石井が大きくポイント差をつけてリベンジを成功させたけど、能登が何かをやるんじゃないかって、最後まで手に汗握る緊迫の試合だった。石井はこれで連敗をストップ。試合後、キレイな顔で会場を歩き回る石井を見つけて、「あー、なんかホッとしたんだろうーなー」と親心が沸いちゃった~♪でも、二人の再戦、また、観たい!

▼第4試合 64.5kg契約 3分5R
〇水落洋祐(はまっこムエタイジム/REBELS65kg級王者)
●ポンサネー・シットモンチャイ(タイ/元ルンピニースタジアム認定フェザー級王者)
KO 4R 1分28秒
ワタシのお気に入りのボルケーノ!はまっこムエタイジム!スロースターターで、徐々にエンジンがかかり、バチバチの殴り愛~♪そんな水落がタイの激闘王ことポンサネーと対戦。やはり、徐々に試合のペースが上がり、3R、両者真っ向からの打ち合いから、水落が3度のダウンを奪い、KO勝利!両国でも、火山が噴火したぁ~♪

▼第5試合 64.0kg契約 3分5R
〇不可思(クロスポイント吉祥寺/RISEライト級王者、REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者)
●金原正徳(リバーサル立川 ALPHA/元SRCフェザー級王者)
判定3-0 (49-48、49-47、49-47)
不可思、カード発表の時から金原にギラギラ闘志剥き出し!!入場でもギラついてる! !声援も多く、KNOCK OUTに欠かせないスター選手ね。
一方、日本を代表するMMAトップファイターの金原。シンボルカラーの黄色のペンライトが会場を覆う。
試合は、ロー連打の不可思に対し、金原がジャブの連打。お互いコツコツと削りあう予想外の展開に。ローでかなりのダメージを与えてた不可思に軍配は上がったけど、あんなにも見事にジャブ、ストレートを当てていく金原の打撃センスの良さは素晴らしい。また、KNOCK OUTの舞台で観たい!

▼第6試合 55.5kg契約 3分5R
△小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/ISKA K-1ルール世界バンタム級王者)
△髙橋 亮(真門ジム/NKBバンタム級王者)
ドロー 判定0-1 (48-48、46-47、47-47)
5戦5勝5KOとKNOCK OUTの大会コンセプトを唯一体現し続けてきた小笠原が登場!打倒天心に向けて快進撃中に関西からの刺客が!
あまりよく知らず、小笠原のKO勝ちを期待していたけど、髙橋がツヨイ!!煽りVでは、髙橋兄弟の真ん中の「癒し系」と紹介されていたけど、癒し系と言うより、エグイくらいのテクニシャン!!ポジショニングが絶妙で、当て感も良い。左のヒジで、あの小笠原から2度もダウンを奪った。スゴイ!
小笠原も必死の追撃。怒涛のロー攻撃で髙橋の右脚を粉砕。髙橋が根性で立ってる!ワタシの大好きなヤバイドラマ「ウォーキング・デッド」をちょっと思い出しちゃった~♪
試合は判定ドロー。この二人の再戦、観たい!そして、髙橋三兄弟の活躍を、来年、KNOCK OUTで観たい!!

▼第7試合 55.5kg契約 3分5R
〇江幡 塁(伊原道場本部/WKBA世界スーパーバンタム級王者)
●宮元啓介(橋本道場/WPMF世界スーパーバンタム級王者)
判定2-0 (49-48、49-49、50-48)

▼第8試合 KING OF KNOCK OUT初代ライト級王座決定トーナメント決勝戦 61.5kg契約 3分5R
〇森井洋介(GOLDEN GLOBE/第3代全日本スーパーフェザー級王者)
●勝次(藤本ジム/新日本キックライト級王者)
TKO 3R 1分12秒
メインは、KNOCK OUT初代ライト級王座決定トーナメント決勝戦!KNOCK OUTとしても、最初のチャンピオン!
煽りVから声援が湧き上がる。青コーナーには、勝次の入場、黒いガウン目深かに被りカッコいい!目ヂカラも半端ない。(笑)赤コーナーには、森井の入場、ガウンもパンツ白!体も白。(笑)セコンド小林さんも入場。いるだけでオーラが、、、、コワ、怖い(笑)
入場の声援では、勝次が一歩リードか。会場全体からの「勝次」コールがハンパない。
そんなコールをかき消すように、森井がリング上で暴れまくる。森井ってこんなに強かった?って思うほど、その強さの勢いがハンパない!森井の攻撃がヒットすれば、セコンドの小林さんが両手上げて”いいね!”ポーズ。観客の声援を背にする勝次と、小林さんの激を背にする森井。試合は2R、右アッパーから連打で森井がダウンを奪い、3R、カウンター気味に森井の左フックが勝次にヒット。必死の形相で立ち上がろうとする勝次をレフリーが抱え込むように、ストップ。この瞬間、森井がKNOCK OUT史上初のチャンピオンベルトを手にした。
森井が涙ぐむマイクに、彼の素顔が見れた感じで、感動!でも、その横で、リングにペットボトルの水を撒き散らす小林さん、最高!(やっぱり、野良犬!?笑)二人の師、藤原さんのリングに上がり、レジェンド感がハンパなかった。本当に感動的なメイン!2日たった今も、森井の入場曲がワタシの頭の中でループ中~♪ Go Stray Dog, Don’t you stop~♪