【体験レポート】「女性は“ぶつける”ことでスッキリするんですよ」〜SB女子王者 高橋藍 女性限定レッスン〜 (後編)

シュートボクシング元日本女子フライ級王者 高橋藍さんが指導する <レディース特別プレレッスン>体験レポート後編をお送りします!


不安な気持ちを抱えながら、遂に3分間のミット打ちがスタート。全力でパンチしてキックするワタシ。ひたすら、パンチをする、キックをする、パンチをする、キックをする!体の中にある力を総動員したら、やっぱり、キツイかも…

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でも、そんなワタシの気持ちを知ってか知らずか、笑顔で檄を飛ばす藍さん。まっすぐで力強くて、でも優しい声。気付いたら、一緒に練習した仲間も声をかけてくれていた。おー、感動!

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藍さんの笑顔と力強い檄、仲間の応援。ワタシはラスト15秒、残っている力を絞り出しながら、兎に角、ミットをパンチ、キック、パンチ、キック、パンチ、キック、パンチ、キック。やりきったー!こんなに全てを出し切ったのは、どれくらいぶりだろう。でも、辛くなかったし、なんだろ、自然にニヤけてしまう。うん、チョー楽しい!

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爽快な気持ちいっぱいの90分間はあっという間に終わり、参加者の皆さんと満面の笑顔で挨拶。レッスンだけでは物足りない欲張りなワタシは着替えも後にして藍さんを質問に攻めしました。

SB2-I1■このレッスンを始めたきっかけは。

シーザージム浅草で現役時代から4年間ほど女性クラスで指導してきました。そこで気付いたことは、追い込まれても女性は強い。男性は追い込まれると、心が折れる方をよく見かけたのですが、女性はそれがあまりなかったんです。そういった彼女たちの姿を見て、現役時代にものすごく力を貰っていました。それに対する「恩返し」の意味があって。
SB2-I2でも、そんな女性でも興味はあっても、ジムに入るにはハードルが高かったり、プロに教わるのは少し恐いなって思っている人達がいますよね。そんな人達向けに教えるにはどうしたらいいんだろうと。そう思って、まずは始めてみました。

 

SB2-I3■レッスンでは何を大切にしていますか。

まずは「楽しく」がモットーですね。そして、プロとしてやってきた私が伝えられる事は、きつくても、乗り越えていける方法。これが一番伝えたい事なんです。プロ相手に教えるのではないので、パンチ、キックがすごく上手くなっても仕方ないし、身体のエクササイズも、階段の上り下りとか、自分一人でやろうと思えばやれちゃう。プロとして格闘技をやってきた人間が教えられることは何かと考えたら、辛い時にどうするかとか、自分の歩が悪い時にどう対処するとか、逆境に対する心の持ち方だと思うんです。私はそういったキツイ体験を沢山させて貰ってきたので。無意識な「心のクセ」をピンポイントでついてあげる様な「意識のエクササイズ」をしたいです。SB2-I4あと、一人ではなかなか出来ない事は、人数がいるといい。誰かが頑張ったら、私もやろう、みたいな。お互いに引っ張りあって、上がっていけることが一番良い環境だと思います。人に応援して貰ったから、人を応援できる。人に掛けてもらった言葉がないと、自分の引き出しにそれはありません。私は現役時代、皆さんに応援して貰って、助けてもらった言葉を、皆さんに返していきたいです。

 

SB2-I5■打撃は女性向きですか。

女性はストレスとか負が入って来た時に出さないといけない生き物。ためこむと消化しない。誰かとおしゃべりするだけで、吐き出して発散できます。内容はなんでもいいんです。根本的に何にも解決していなくても。全然違う話をしても、脱線しても、誰かに話をしていたら、あれ、悩みは何だっけ?みたいな。(笑)打撃系の格闘技の攻撃は、「出す」。出して当てる。爽快感を得られるのはもちろんですが、ただ身体を動かすだけでなく、何かに当てるんです。そういう意味で、女性に向いてる。だって、女性は“ぶつける”ことでスッキリするんですから。“ぶつける”というコミュニケーションですね。よく「クレヨンしんちゃん」のお母さんのみさえがやってますよね。(笑)
SB2-I7週に何回か来て、ミットやサンドバッグを殴ったり、蹴ったりするだけで、女性は吐き出せます。特に今の女性は忙しくて、頑張っている方々が多い。その抱えたストレスを受け止めてくれるはけ口があまりない中、この打撃はお勧めです。私はミットを通して、はけ口として受け止めますよ。そこから、もし本格的に格闘技をやりたければ、ジム通いすれば良いし、今回のレッスンはきっかけ作りだと考えてます。
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SB2-I11■藍さんの場合、辛い時は自分にどんな言葉をかけますか。

良く耳にする応援で「相手も頑張っているんだから、あなたも頑張ろう」があります。確かに一瞬、気持ちは上がるのですが、私的には下がります。私が意識してるのは「対自分」なんです。辛い時に頑張れたら、自分すごいな、とか。相手より自分の状況が今どうなのかとかを意識します。SB2-I8あと、辛いに時、楽しめるようなポイントや言葉とかを考えて、意識を変えるという事もします。辛いと感じる意識の視点をずらす。つまり、辛いのは嫌いなんですね。(笑)根拠がなくとも、楽しいとか、そういった言葉を出せば、気持ちは勝手に上がってくるんです。一瞬だけでも上がれば良いです。一瞬上がって、その後に、やっぱ無理だ、と思っても良い。ずっと下がっていくよりは。これを続けていくと、だんだん上がっていくようになると思います。

 

■藍さんのクラスはいつも明るいですよね。
SB2-I9クラスでは、教えている人のエネルギーも大事だと思います。私の場合、疲れていても、自然にテンションが上がる。極論ですが、自分が一番楽しんで、楽しむ場所を作って、それで、もし皆さんが楽しんで貰えたらラッキーみたいな。今日もみなさんありがとう。楽しかったです。遊んでくれてありがとうございます。みたいな(笑)そうやってます。
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最後に、「参加者の方には、兎に角、元気になって帰って貰いたいんです」と笑顔で語った藍さん。素敵過ぎます。(笑)話を聞いて、藍さんのパワーって、自身が体験した事が彼女の大きなチカラになっているんだと感じました。逆境で最大限の力を発揮するコツは、まずは自分に集中し、楽しむこと。その楽しみ方として、自分の小さな変化を意識し、一歩ずつ登っていくことかなって。あと、女性は打撃に向いてる。たしかに。物凄く納得です。だって、私も“ぶつける”派ですから。(笑)そんな藍さんのレッスン、4月は24日日曜日に。私、また、参戦しちゃいますが、皆さんもぜひ!!
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<シュートボクシング元日本女子フライ級王者 高橋藍 指導 レディース特別プレレッスン>

【日時】4月24日(日)10:30~12:00
【場所】シーザージム渋谷(http://www.shootboxing-shibuya.com/
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町4−24 平井 ビル B2
【レッスン料】初回1000円、(以降 2000円)
*こちらは今回の特別プレレッスンの料金になります。
【参加のお問い合わせ】下記の連絡先にメッセージ、または電話などでご連絡下さい。
*高橋藍FB(https://www.facebook.com/ai.takahashi.3304?pnref=story
*浅草シーザージム(TEL)03-3843-1212

<高橋藍 試合映像(GYAO!)>
立ち技最強格闘技 シュートボクシング 4.18後楽園大会 高橋 藍vs谷山佳菜子

©Written By HIROKO (A-bonD Japan)
© Photo by Xesanat

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