二つの最強、交わる。「RIZIN.13」

9月30日(日)大型台風が日本列島を直撃する中開催された「RIZIN.13」。首都圏の主要電車が20時以降ストップすることを受け、榊原信行RIZIN実行委員長は試合順を変更すると発表した。

この日、9月18日に41歳の若さで死去した山本”KID”徳郁さんの追悼式が行われ故人を偲んだ。

日本総合格闘技の「台風の目」那須川天心対堀口恭司のキックボクシング対決を含む、13試合の模様をHIROKOさん (A-bonD Japan)のリポートとファイティング・ドキュメンタリー「BLACK&FIGHT」、そしてRIZINオフシャルPHOTOでお送りします!
© BLACK&FIGHT by Xesanat Text by Hiroko (A-bonD Japan)  PHOTO ©RIZIN  
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RIZIN FIGHTING FEDERATION
「RIZIN.13」
2018年9月30日(日)さいたまスーパーアリーナ

▼第1試合 RIZIN MMAルール 57.0kg契約 5分3R ヒジ打ちあり
●中村優作(チーム・アルファメール・ジャパン/WSOF GC初代フライ級王者)
○マネル・ケイプ (アンゴラ/AKA Thailand)
一本 3R 4分27秒

▼第2試合 RIZINキックボクシングルール 59.0kg契約 3分3R
△大雅(TRY HARD GYM/Krush55kg級第3代王者)
△原口健飛(KickLab/聖武会館/ACCELフェザー級王座・Road to RIZINキックトーナメント優勝)
ドロー 判定0-1 (29-30、29-29、29-29)

▼第3試合 RIZIN 女子MMAルール 49.0kg契約 5分3分 ヒジ打ちあり
○浜崎朱加(AACC/元Invictaアトム級王者)
●黒部三奈(マスタージャパン/DEEP JEWELSアトム級王者)
一本 1R 4分45秒

▼第4試合 RIZIN MMAルール 59.0kg契約 5分3R ヒジ打ちあり
○朝倉 海(トライフォース赤坂)
●トップノイ・タイガームエタイ(タイ/タイガームエタイ)
判定3-0

▼第5試合 RIZIN MMAルール 53.0kg 5分3R 肘あり
●砂辺光久(reversal Gym OKINAWA CROSS×LINE/パンクラスストロー級王者)
○越智晴雄(パラエストラ愛媛/DEEP第2代ストロー級王者)
KO 3R 2分53秒

▼第6試合 RIZIN MMA特別ルール 無差別級 3分3R

●大砂嵐(エジプト/フリー)
○ボブ・サップ(アメリカ/フリー)
判定3-0
ボブ・サップvs大砂嵐。サップの入場、あ、これ知っる。バラエティー番組か何かで昔観たことがある!(^^) 一方の大砂嵐はエジプトの王様のコスプレ。バラエティー感満載な始まり。
ずっと負け続けていたサップ。大砂嵐がバンバンと殴ってすぐ終わるかなー、なんて思ってたけど、サップ頑張る!大砂嵐のゴング&ダッシュに背を向けながら辛うじて生き延びると、そこから反撃開始。一方の大砂嵐は最初のラッシュで力を使い果たしたか、勢いが落ちる一方。誰も予想しなかったフルラウンドファイト。100キロ以上ある巨漢同士が、酸欠チアノーゼ気味に戦う姿に、観客も感情移入。テレビではどうだったか分からないけど、とにかく、会場は大歓声!!
和田レフリーのビッグマンファイトの名裁きも、合わないのか、息苦しさか、サップの口の中でマウスピースがカプカプとあそんじゃうのも、全てから目が離せない。(^^)
激闘の末、サップが勝利。よく考えると、サップも40代で大砂嵐と14歳差。ビースト、よくやったあー。あっぱれ!!

▼第7試合 RIZIN MMAルール 110.0kg契約 1R10分/2R5分 ヒジ打ちあり
○ミルコ・クロコップ(クロアチア/Cro Cop Top Team)
●ロッキー・マルティネス(グアム/SPIKE22)
TKO 1R 4分56秒
さっきのサップの頑張りで盛り上がった会場に、レジェンドのミルコが降臨。ワイルドボーイズが流れた瞬間、会場は歓喜!
静かな立ち上がり。半年前に膝靭帯断裂の大ケガしたばかりのミルコ、慎重な様子。
一方のマルティネスはリラックスして、良いムード。レジェンドのオーラに臆することなく、ミルコの蹴りをちゃんと捌いてる。カウンター狙いかしら。
お互い単発気味で競り合う展開の中、ミルコのヒジが炸裂!マルティネスの顔面が血で真っ赤に。マルティネス、悔しそうだったけど、次回に期待。ミルコ、ケガからの復帰で先ず先ずの出だし。引退試合、年末やるのかな。楽しみ!

▼第8試合 RIZIN 女子MMAルール 49.0kg 5分3R
●アンディ・ウィン(アメリカ/Scorpion Fighting System)
○山本美憂(KRAZY BEE /SPIKE22)
判定3-0
美憂の入場。亡き弟KIDさんの入場曲の頭で登場。これだけで、ウルっとくる。リングに上がるまで、山本ファミリーの家族愛がひしひしと伝わる。
美憂、試合開始から、前回破れたアンディ・ウィンに果敢に攻める。殴り合いながら、相手がミドルを蹴ると、それに合わせてのタックル。テイクダウンからトップキープでパウンド。繰り返しやる姿に、勝利への執念をひしひしと感じる。もちろん、彼女はプロだから、観客の為に戦ってるんだけど、この試合だけは、この時だけは、KIDさんの為に、何が何でも勝ちたかったんじゃないかな。安心させたいというか、ね。
3年で着々と進化する美憂かっこいい。試合終了と同時に美憂、喜びの涙。勝った嬉しさやキッドとの事などいっぱいの涙。
まっすぐに頑張る彼女をみてると、なぜか、私もチカラが湧いてくる。同性だからかな、同じお母さんだからかな、美憂さん、応援してます!

▼第9試合 RIZINキックボクシング特別ルール 58.0kg契約 3分3R延長1R
○那須川天心(TARGET/Cygames/RISE世界フェザー級王者)
●堀口恭司(アメリカン・トップチーム/RIZINバンタム級トーナメント優勝)
判定3-0 (30-29、30-28、29-28)
台風の影響でメインが第9試合に。会場の興奮はマックスに!煽り映像の時点から、席を離れる人はいない。約3万人の観客が見入ってる。青コーナーから堀口。いつものマイタイム、いつものスキップで、いつもの笑顔でリングイン。一方の天心は超気合い入ってる顔。緊張が隠せないか、どことなく表情が固いかも。
リングインした両者に、会場は大歓声。堀口、天心の名前を呼ぶ声がこだまし、どちらが勝つ?と会話が止まらない。
ゴングが鳴ると、その歓声はさらに上がる。二人が時折、距離を作り対峙すると、一瞬の沈黙。動き始めると大歓声。正に、地鳴りがしてたー。一打一打に沸く会場。その反応を楽しむかのような二人。全てがリンクして、不思議な空間。(^^)
瞬き厳禁ってこの事を言うのね。二人のスピード、駆け引き、もう追いつけない。見て、声を出して、それだけしかできない。二人、スゴ過ぎる!!
結果は、天心の判定勝利。勝った天心だったけど、翌日の会見で、台風の影響でメインをずらす話が上がった時、このまま、試合無くならないかな、と、思ったりした、と、言ってたけど、相当なプレッシャーだったんだねー。堀口は年末、キックトーナメント出ても良いよ、と答えていた。
やっぱり、延長まで見たかったなー。もう一丁見たいなー。RIZINさん、ヨロシクー(^^)

▼第11試合 RIZIN MMAルール 70.0kg契約 5分3R ヒジ打ちあり
○ダロン・クルックシャンク(アメリカ/Michigan Top Team)
●ディエゴ・ブランダオン(ブラジル/Xtreme Couture)
KO 2R 17秒

▼第12試合 RIZIN MMAルール 66.0kg契約 5分3R
○朝倉未来(トライフォース赤坂/THE OUTSIDER60-65kg級王者)
●カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン/Tiger Muay Thai)
判定3-0

▼第13試合 RIZIN MMAルール 93.0kg契約 1R10分/2R 5分 ヒジ打ちあり
○イリー・プロハースカ(チェコ共和国/JetsaamGymBrno)
●ジェイク・ヒューン(アメリカ/Unit 27)
TKO 1R 4分20秒

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