女子格闘技真夏の祭典! 「SHOOT BOXING Girls S-cup 2017」

7月7日(金)東京・TDCホールにて開催された「SHOOT BOXING Girls S-cup 2017」。
女子格闘技界真夏の風物詩として今年で9回目を迎え、現在の女子格闘技の人気に拍車をかける祭典となった。

この模様を、オフィシャル結果とファイティング・ドキュメンタリー「BLACK&FIGHT」でお送りします!
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第1試合 43.0㎏契約
SBセミプロマッチルール
○ 田川 女神 vs 那須川 梨々 ✕
※3R判定3-0 ※30-29、30-29、30-28
1R、田川が前蹴り、組んでのヒザで那須川のスタミナを削る展開。徐々に疲れを見せる那須川は3Rにパンチを当てる場面もあったが、田川の勢いは止まらずリズミカルな打撃を当てていき、判定勝ちした。

第2試合 スーパーバンタム級(48.0kg契約)
SBエキスパートクラス特別ルール 3分3R無制限延長R
○ MISAKI vs 奥脇 奈々 ✕
※2R2分06秒 TKO
1RからMISAKIは右ミドルを混ぜながら左右フック連打で突進。奥脇は前蹴り、強烈な左フックを返していくが、MISAKIの勢いは止まることなく、2Rにはパンチ連打で2度のダウンを奪う。最後に奥脇をコーナーに追い込み、連打を浴びせたMISAKIがKO勝ちした。

第3試合 スーパーバンタム級(55.0kg契約)
SBエキスパートクラス特別ルール 3分3R無制限延長R
○ 三浦 彩佳 vs 小田巻 洋子 ✕
※3R判定3-0 ※29-27、30-27、29-27
1R、前蹴り、ミドルの小田巻に、三浦はパンチを出しながら組み付いて首投げを連発。SPを2度奪うと、2RにもSPを追加する。3R、小田巻は距離を取って前蹴りを当てるが、三浦は組み付いてしつこく投げにこだわる戦いを見せ判定勝ち。

第4試合 スーパーフェザー級(60.0kg契約)
SBエキスパートクラス特別ルール 3分3R無制限延長R
○ 未奈 vs 杉山 しずか ✕
※3R判定3-0 ※30-27、30-28、30-27
1Rゴングと同時に強打で前に出る未奈。杉山は組み付いて連打をしのぐが、逆に未奈は首投げにトライ。2Rには、未奈が腰投げでSPを奪い勢いに乗ると、3Rにも追加。杉山も攻撃を返していくものの、最後に未奈が笑顔でラッシュを仕掛けて判定勝利した。

第5試合 ミニマム級(48.0kg契約)
SBエキスパートクラス特別ルール 3分3R無制限延長R
○ Union朱里 vs ジオン・シユン ✕
※1R※58秒 左ボディブロー KO
アジア三冠王の朱里は1Rゴングと同時に左ミドル、左ストレートで前に出ると、シユンをコーナーに追い込み強烈な左ボディ。この一発でシユンはうずくまりダウンしてしまう。立ち上がったものの、シユンは10カウント以内にファイティングポーズを取らなかったためにレフェリーが試合をストップし、朱里がKO勝利。

〈髙橋藍 引退セレモニー〉
MMA Journalで2回に渡りお送りしたHIROKOさんの【体験レポート】でお世話になった髙橋藍選手の引退セレモニーが行われた。
【体験レポート】「女性は“ぶつける”ことでスッキリするんですよ」〜SB女子王者 高橋藍 女性限定レッスン〜 (前編)
【体験レポート】「女性は“ぶつける”ことでスッキリするんですよ」〜SB女子王者 高橋藍 女性限定レッスン〜 (後編)
ご両親から花束と、シーザー武志会長から記念盾とねぎらいの言葉がかけられ「私はシュートボクシングもこうして足を運んでくださるみなさんも大好きなので、みなさんがキラキラできる、何か力になれるよう活動していきたいと思います。」と今後の展望を語りシュートボクサーとしての現役を引退した。

第6試合 ヘビー級契約
SBエキスパートクラス特別ルール 3分3R無制限延長R
– ギャビ・ガルシア vs 藪下 めぐみ –
※ノーコンテスト 1R1分19秒
身長188cm、体重93kgの体格を誇るギャビがSB初参戦。対する籔下は身長158㎝、体重62.0㎏であり、両者がゴング前に対峙すると場内からはどよめきが起こった。1R、ギャビが右ミドル、ロー。籔下は果敢に片足タックルから持ち上げようとするが潰されてしまう。籔下が水面蹴りを狙って横になったところを、ギャビが勢いあまってサッカーボールキック。籔下は右腕負傷を訴え試合続行不可能に。1R経過していないために試合不成立となり、結果はノーコンテストとなった。

第7試合 セミファイナル 49.0㎏契約
SBエキスパートクラス特別ルール 3分3R無制限延長R
○ MIO vs ハンナ・タイソン ✕
※三者とも30-27
昨年大みそかのRIZINでRENAとMMAルールで対戦し、三日月蹴りでKO負けを喫したタイソンがRENAへのリベンジを狙い、MIOと対戦。1Rからタイソンは回転の速い左右フックを振るう。MIOは勢いに押されながらも右ミドル、右ローを返す。2R、打ち合いになると、MIOがタイソンをコーナーに追い込み連打を浴びせ右ストレートでダウンを奪う。逆襲に出るタイソンは3Rも手数を減らすことなく前に出続け、MIOはパンチで応戦。 KOすることは出来なかったが、判定3-0で勝利したMIOは「今日はたくさんのお客さんが入っていて凄く興奮しました。私はデビュー戦がGirls S-cupでRENAちゃんの後を追ってデビューしましたが、今セミで戦っているのが夢のような感覚です。早くRENAちゃんに追いつき、追い越せるように頑張ります。もっと女子格闘技を盛り上げたいので温かく見守って下さい。最後にRENAちゃんが決めてくれると思うので最後まで楽しんで下さい」とマイクで語った。

第8試合 メインイベント 50.0㎏契約
SBエキスパートクラス特別ルール 3分3R無制限延長R
○ RENA vs イリアーナ・ヴァレンティーノ ✕
※30-28、30-28、30-29
2015年大みそかのRIZINでMMAルールで対戦(RENAが2R一本勝ち)した両者が今度はSBルールで激突。1Rからサウスポーのイリアーナが伸びのある左ストレート。冷静に距離を取るRENAは前蹴り。「ストレートを警戒しすぎた」というRENAは手数が少ないながらも右ハイ、右ストレート。終盤にはスタンディングの肩固めにトライ。 2R、イリアーナの前進を前蹴りで突き放すRENAは距離を詰めると左ボディ、ヒザ蹴りを当てこつこつと削っていく。終盤にはイリアーナの左ストレートを浴びた直後にRENAは腕をキャッチし、一本背負いでSPを奪う。 3R、積極的に前に出るRENAはボディブロー、ロー、前蹴りと攻撃を散らす。完全に手数の減ったイリアーナにRENAはバックについて投げを狙ったが、ディフェンスされる。判定3-0でRENAが勝利した。  マイクを握ると「イリアーナ選手は本当に強くてMMAでストレートをもらって『ヤベえ』と思って、今日は警戒し過ぎた部分がありました。イリアーナは心が綺麗で本当に好きな選手です。シュートボクサーには、MISAKI、Union朱里とたくさんのシュートボクサーがいて頑張っています。Girls S-cupは今回で9回目を迎えることが出来ました。ありがとうございました。期待に応え切れなくて申し訳ないです。私はまだまだ成長過程ですが、まだまだこの座を若手に譲るつもりはないです。イリアーナ、またやりましょう」とアピール。最後に1、2、3、シュートで締めた。

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