熱戦に熱視線!「QUINTET FIGHT NIGHT in TOKYO -Light Weight Team Championship-」

4月11日(水)東京・両国国技館にて旗揚げした桜庭和志プロデュース興行「QUINTET.1」は大反響となった。そしてさらなる高みを目指し6月9日(土)東京・ディファ有明で開催された第二弾イベント「QUINTET FIGHT NIGHT in TOKYO -Light Weight Team Championship-」は「軽量級チーム日本一決定戦」として総体重360kgで4チームによりワンデイトーナメントで優勝を争った。

熱戦に1100人(超満員札止め)の観衆が熱視線を送った、この大会の模様をMMA Journal特派員の総括リポートとファイティング・ドキュメンタリー「BLACK&FIGHT」でお送りします!
© BLACK&FIGHT by Xesanat Text by MMA Journal特派員
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「QUINTET FIGHT NIGHT in TOKYO -Light Weight Team Championship-」
2018年 6月9日(土)東京・ディファ有明

▽1回戦 TEAM CARPE DIEM vs TEAM TOKORO PLUS α
1回戦からZST四兄弟が揃ったTEAM TOKORO PLUS αと日本モダン柔術チームのTEAM CARPE DIEMが激突。杉江”アマゾン”大輔対伊藤盛一郎が時間切れ引き分けとなると、TEAM TOKORO PLUS αの次鋒の”足関十段”今成正和がデヴィット・ガルモの足を狙うムーブを見せれば会場が沸く。中堅の所に対し松本は再三に渡りベリンボロを狙いバックを奪うが所は極めさせずニーバーを狙うが時間切れとなる。副将対決は世羅が仕掛けるが小谷はこれを許さず時間切れとなり、大将対決にもつれ込む。”東洋の神秘”矢野卓見が 20歳差の現役バリバリの岩崎に対して得意の「洗濯バサミ」を狙うと会場から歓喜の声が。しかし次第に岩崎の圧力にガス欠気味となる矢野。岩崎はトップから肩固めを狙うも矢野が凌ぎ切り時間切れドローとなった。全試合引き分けで両チームに出された指導の数も同数となったため、判定となり、結果TEAM CARPE DIEMが決勝戦進出を果した。

▼1回戦第1試合 4分一本勝負(体重差が10kg以上あるため)
△杉江”アマゾン”大輔(37=CARPE DIEM HOPE/2008年アジア柔術選手権黒帯レーヴィ級優勝/75.5kg)
時間切れ引き分け
△伊藤盛一郎(24=リバーサルジム横浜グランドスラム/元ZSTフライ級王者/60.7kg) 

▼1回戦第2試合 8分一本勝負
△デヴィット・ガルモ(アメリカ/CARPE DIEM/2014&2017年IBJJFシカゴオープン・アブソリュート級優勝)
時間切れ引き分け
△今成正和(42=Team ROKEN/元DEEPバンタム級&フェザー級王者)

▼1回戦第3試合 8分一本勝負
△松本義彦(34=CARPE DIEM/2009年IBJJFパン柔術選手権黒帯フェザー級優勝)
時間切れ引き分け
△所英男(40=リバーサルジム武蔵小杉所プラス/2011年DREAMバンタム級日本トーナメント優勝)

▼1回戦第4試合 8分一本勝負
△世羅智茂(28=CARPE DIEM/2017年IBJJFアジア選手権黒帯フェザー級準優勝)
時間切れ引き分け
△小谷直之(36=ロデオスタイル/元ZSTライト級王者)

▼1回戦第5試合 8分一本勝負
△岩崎正寛(28=CARPE DIEM/2017年IBJJFヨーロッパ選手権黒帯ライト級第3位)
時間切れ引き分け
△矢野卓見(48=骨法烏合會矢野卓見道場)

▽1回戦 TEAM U-ZUKIDO vs TEAM HALEO

先鋒はある意味パンクラシスト対決となったが、がぶった徳留が佐藤の首をガッチリ捕えジャパニーズチョークでタップさせた。TEAM U-ZUKIDOは次鋒の井上学が登場。徳留が井上の首を狙うが井上は体を振って回避する。バックを取られた井上が悶絶の表情を浮かべるとドクターチェックが入り肋骨骨折の疑いがあり試合続行不可能となり徳留が勝利した。TEAM U-ZUKIDOは中堅の濱岸が徳留を止めにかかりキムラロックを狙う。これをフィジカルで返そうとする徳留。時間切れとなり、TEAM HALEOは次鋒・金原とTEAM U-ZUKIDO中堅ビクター・ヘンリー。ビクターの動きを金原が巧みに制し最後はアキレス腱固めでタップを取った。後がなくなったTEAM U-ZUKIDOは大将・中村が登場。金原は飛びつき技を狙うが自爆し後頭部を強打。再開後中村の回転体にポジションを奪われる金原。一度は腕十字を回避したものの、2度目の腕十字がガッチリと極り金原がタップした。TEAM HALEO中堅ホベルト・サトシ・ソウザ。中村は下から攻めるも、サトシが冷静に対処しバックを奪う。抜群のコントロール力で中村の首を捕え、リアネイキッド・チョークで勝利し、TEAM HALEOが決勝へと進んだ。

▼1回戦第1試合 4分一本勝負(体重差が10kg以上あるため)
○徳留一樹(31=パラエストラ八王子/元パンクラス・ライト級王者/72.2kg)
一本 36秒 ※ジャパニーズチョーク
●佐藤光留(37=パンクラスMISSION/DEMOLITION MIDDLE WEIGHT 4MEN TOURNAMENT優勝者/83.8kg)

▼1回戦第2試合 8分一本勝負
○徳留一樹(31=パラエストラ八王子/元パンクラス・ライト級王者)
試合続行不可能 6分18秒 ※肋軟骨骨折の疑い
●井上 学(39=C.A.C.C.スネークピットジャパン/元パンクラス・バンタム級王者)

▼1回戦第3試合 8分一本勝負
△徳留一樹(31=パラエストラ八王子/元パンクラス・ライト級王者)
時間切れ引き分け 
△濱岸正幸(35=U-FILE CAMP 登戸/元ZSTウェルター級王者)

▼1回戦第4試合 8分一本勝負
○金原正徳(35=リバーサルジム立川ALPHA)
一本 7分11秒 ※アキレス腱固め
●ビクター・ヘンリー(31=UWF USA/HF)

▼1回戦第5試合 8分一本勝負
○中村大介(37=総合格闘技夕月堂本舗/元DEEPライト級王者)
一本 2分33秒 ※腕十字固め
●金原正徳(35=リバーサルジム立川ALPHA)

▼1回戦第6試合 8分一本勝負
○ホベルト・サトシ・ソウザ(28=ブラジル/ボンサイ柔術/2017年ムンジアル世界柔術選手権黒帯ライト級準優勝)
一本 1分29秒 ※チョークスリーパー
●中村大介(37=総合格闘技夕月堂本舗/元DEEPライト級王者)

▽決勝戦 TEAM CARPE DIEM vs TEAM HALEO

1回戦で出番がなかった小見川が杉江と対戦。小見川がパスガードされコントロールされる。マウントを奪われアームバーにセットされガッチリ極ると小見川がタップした。TEAM HALEO次鋒も1回戦で出番がなかった宮田が登場。開始早々から杉江を上からコントロールする宮田。腕を制しながらパスガードを狙いサイドにつくと一気にキムラロックを極めると杉江がタップした。TEAM CARPE DIEM次鋒デヴィット・ガルモは下から宮田を誘う。足関狙いのガルモに宮田は付き合わない。宮田がパスガードを狙った瞬間ガルモが足をキャッチするとそのままニーバーにセット。宮田がタップし、TEAM HALEOは中堅ホベルト・サトシ・ソウザ。ガルモを巧みにコントロールするサトシ。テイクダウンしサイドにつくと肩固めを餌に動くガルモのバックを奪うサトシがリアネイキッドチョークを極めた。TEAM CARPE DIEM松本は体重差があるサトシに果敢に挑む。3分が過ぎ、時間が残り少なくなりこのまま引き分けに終わるかと思いきやサトシが松本のバックを奪いリアネイキッド・チョークを極めると館内が炎上! TEAM CARPE DIEM岩崎がサトシの三角、足関の猛攻を凌ぎ切り引き分けとした。TEAM HALEOは副将の徳留。TEAM CARPE DIEMは大将・世羅。一回戦で勢いつた徳留が上から圧力をかける。世羅が下からスイープを仕掛けると手をついた徳留の腕をキャッチしアームバーを極めると徳留がタップした。ついに大将対決までもつれ込んだ決勝線。TEAM HALEOは大将・金原。仕掛ける世羅と凌ぎつつフットロックを狙う金原。お互いに極め切ることが出来ずドローとなり、試合全体で出された指導の数はHALEOが2、CARPE DIEMが0となったため
、CARPE DIEMが優勝を果たした。
▼決勝戦第1試合 8分一本勝負
○杉江”アマゾン”大輔(37=CARPE DIEM HOPE/2008年アジア柔術選手権黒帯レーヴィ級優勝)
一本 4分6秒 ※アームバー
●小見川道大(42=NEO JUDO ACADEMEY小見川道場/2001年アジア柔道選手権66kg級準優勝)

▼決勝戦第2試合 8分一本勝負
○宮田和幸(42=BRAVE/シドニー五輪レスリングフリースタイル63kg級日本代表)
一本 1分7秒 ※キムラロック
●杉江”アマゾン”大輔(37=CARPE DIEM HOPE/2008年アジア柔術選手権黒帯レーヴィ級優勝)

▼決勝戦第3試合 8分一本勝負
○デヴィット・ガルモ(アメリカ/CARPE DIEM/2014&2017年IBJJFシカゴオープン・アブソリュート級優勝)
一本 5分22秒 ※ニーバー
●宮田和幸(42=BRAVE/シドニー五輪レスリングフリースタイル63kg級日本代表)

▼決勝戦第4試合 8分一本勝負
○ホベルト・サトシ・ソウザ(28=ブラジル/ボンサイ柔術/2017年ムンジアル世界柔術選手権黒帯ライト級準優勝)
一本 4分22秒 ※リアネイキッドチョーク
●デヴィット・ガルモ(28=アメリカ/CARPE DIEM/2014&2017年IBJJFシカゴオープン・アブソリュート級優勝)

▼決勝戦第5試合 4分一本勝負(体重差が10kg以上あるため)
○ホベルト・サトシ・ソウザ(28=ブラジル/ボンサイ柔術/2017年ムンジアル世界柔術選手権黒帯ライト級準優勝/74.3kg)
一本 3分12秒 ※リアネイキッドチョーク
●松本義彦(34=CARPE DIEM/2009年IBJJFパン柔術選手権黒帯フェザー級優勝/62.5kg)

▼決勝戦第6試合 8分一本勝負
△ホベルト・サトシ・ソウザ(28=ブラジル/ボンサイ柔術/2017年ムンジアル世界柔術選手権黒帯ライト級準優勝)
時間切れ引き分け
△岩崎正寛(28=CARPE DIEM/2017年IBJJFヨーロッパ選手権黒帯ライト級第3位)

▼決勝戦第7試合 8分一本勝負
○世羅智茂(28=CARPE DIEM/2017年IBJJFアジア選手権黒帯フェザー級準優勝)
一本 33秒 ※アームバー
●徳留一樹(31=パラエストラ八王子/元パンクラス・ライト級王者)

▼決勝戦第8試合 8分一本勝負
△世羅智茂(28=CARPE DIEM/2017年IBJJFアジア選手権黒帯フェザー級準優勝)
時間切れ引き分け
△金原正徳(35=リバーサルジム立川ALPHA)

この試合全体で出された指導の本数はHALEOが2、CARPE DIEMが0であったため、CARPE DIEMが優勝を果たした。

「QUINTET.2」が、7月16日に大田区総合体育館で行なわれることが決定。この大会には桜庭チーム、石井慧のチーム、さらにエディ・ブラボーがメンバーを選出するチームも参加予定で、他にも「前回のPOLARISのように、世界には強い選手がたくさんいる。ネームバリューにとらわれずにいい選手にでてもらいたい」と桜庭。また10月にはアメリカ・ラスベガス、12月にはイギリス・ロンドンでの大会を開催予定。さらに、アマチュア大会開催予定ということで、今後このモダン・グラップリングの宴はますます拡大していきそうだ。

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