アフリカとニューヨークを舞台に描く“移民”の物語。 映画「リベリアの白い血」

あなたの知らない“移民”の世界がここにはある。 ベルリン、カンヌが惚れた日本人監督と、制作中に病死した天才カメラマンによる心魂のフィルム! 本作は内戦の傷痕が色濃く残るリベリアで、政府公認の映画組合と共に制作された初めての映画である。後半には移民の街・NY に舞台を移し、アメリカで生きるアフリカ系移民の日常が鮮烈に描かれる。NY を拠点に活動している監督の福永 壮志は、本作が長編デビュー作ながらその手腕が認められ、ベルリン国際映画祭パノラマ部門に正式出品された。

また、『サウルの息子』のネメシュ・ラースロー監督などを輩出した、カンヌ国際映画祭が実施する若手監督育成プログラムに選出され、いま欧米で注目を高めている日本人監督である。そして撮影の村上涼もまた NY を拠点に世界での活躍を期待さ れた逸材だったが、リベリアでの撮影中にマラリアにかかり、悔しくも33歳という若さでこの世を去った。また日本でも根強 い人気を誇る元バトルスのタイヨンダイ・ブラクストンが音楽を担当している。

西アフリカからニューヨークへ、自由を求めて生きる男の物語。 リベリア共和国のゴム農園で働くシスコは過酷な労働の中で家族を養っていた。仲間たちと共に労働環境の改善に立ち 上がるが状況は変わらない。そんな時シスコは従兄弟のマーヴィンからニューヨークでの生活のことを聞き、より良い生 活のために愛する家族の元を離れ、自由の国アメリカへ単身で渡ることを決意する。

NY のリベリア人コミュニティに身を 置き、タクシードライバーとして働き出したシスコ。移民の現実を目の当たりにしながらも、都会の喧噪や多種多様な人々 が住むこの地に少しずつ順応していく。しかし、元兵士のジェイコブとの予期せぬ再会により、リベリアでの忌々しい過去 がシスコに蘇ってくるのだった・・・。

【 福永壮志(ふくながたけし)監督プロフィール 】
北海道出身でニューヨークを拠点に活動す る映画監督。 2015 年に初の長編劇映画となる本作が、ベルリン国際映画祭のパノラマ部門に正式出 品される。同作は世界各地の映画祭で上映された後、ロサンゼルス映画祭で最高賞を受賞。米インディ ペンデント映画界の最重要イベントの一つ、インディペンデント・スピリットアワードでは、日本人監督とし て初めてジョン・カサヴェテス賞にノミネートされる。2016 年には、カンヌ国際映画祭が実施するプログラ ム、“シネフォンダシオン・レジデンス”に世界中から選ばれた六人の若手監督の内の一人に選出され、 現在長編二作目の脚本に取り組んでいる。

映画「リベリアの白い血」

(2015 年/米国/88 分/リベリア語・英語/ビスタサイズ/5.1ch/カラー/DCP)
監督:福永壮志
撮影:村上涼/オーウェン・ドノバン
音楽:タイヨンダイ・ブラクストン (ex.BATTLES)
出演:ビショップ・ブレイ/ゼノビア・テイラー/デューク・マーフィー・デニス/ロドニー・ロジャース・べックレー/ディヴィッド・ロバーツ/シェリー・モラドほか
製作総指揮:ジョシュ・ウィック、マシュー・パーカー
製作:ドナリ・ブラクストン/マイク・フォックス
配給・宣伝:ニコニコフィルム

2017年8月5日(土)より、アップリンク渋谷にて公開! ほか、
ディノスシネマズ札幌劇場(9月上旬)など全国順次公開予定!

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