「モダン・ジャズの帝王」マイルス・デイヴィスの伝記映画『Miles Ahead』

マイルス・デイヴィス。時代に応じて様々な音楽性でジャズ界を牽引した「モダン・ジャズの帝王」だ。アメリカにおける人種差別問題には常に批判的であったものの、音楽に人種は関係ないというスタンスを貫き、ビル・エバンスなど多くの白人ミュージシャンを起用していた。

私生活ではスポーツ、とくにボクシングを愛し、晩年は絵を描くことに没頭していた。miles_davis_1
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1986年に発売された『TUTU』はIrving Pennが写真を撮り、石岡瑛子氏がアートディレクションを担当し、大胆でミニマルなそのジャケットは今なお輝きを放っている。
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そんなマイルス・デイヴィスの伝記映画『Miles Ahead』の本編映像が公開された。昨年9月に開催された〈ニューヨーク映画祭〉にてワールドプレミア公開された本作は、米黒人俳優ドン・チードル製作・脚本・主演(声激似)で、クラウドファンディングサイト「indiegogo」で資金調達のキャンペーンを行い製作された作品だ。

プロデューサーにハービー・ハンコックを迎え、主演のドン・チードルの他にユアン・マクレガーがローリング・ストーンズ誌の記者を演じ、彼の目を通じてマイルス・デイヴィスがフランシス・テイラーと結婚した最盛期から、一時引退をし1979年の復活までのストーリーを描いている。
日本での公開は未定だが、アメリカでは4月1日より劇場公開が開始される予定だ。

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