2018年3月31日(日) 格闘技新時代の黒船「ONE:A NEW ERA -新時代-」来航!

かつて、グレイシー柔術は格闘技の「黒船」と呼ばれていた。

1993年11月12日アメリカで行われた『何でもありの危険な格闘技大会』 に出場した”グレイシー柔術”という聞きなれない格闘技を操るホイス・グレイシーという格闘家が、空手家・プロレスラー・ボクサー・喧嘩自慢などの屈強な男達を撃破し優勝を果たす。これがUFC=アルティメットファイテングチャンピオンシップであり、現在、総合格闘技(MMA=ミックスド・マーシャル・アーツ)のメージャーリーグとされている。

その後”ホイスの10倍強い”と称されていたヒクソン・グレイシーが来日し、日本の格闘家達が挑むも惨敗。「打倒・グレイシー」が日本格闘界に課された使命となり、グレイシー柔術は「黒船」と呼ばれるようになった。日本の格闘技をルーツとし、武士道を重んじていたグレイシーは皮肉にも「日本の敵」とされていた。

「UFC」は体制が変わり階級別・ルールを制定し競技化への道を進み、全米で大ブレイクする。時を同じくして、大晦日、地上波民放3局で格闘技中継が行われていた日本の格闘技界には陰りが見え始める。立技最強の「K-1」が崩壊し、2007年「PRIDE」が「UFC」に身売りし後発の団体が乱立するも、それまでの隆盛を誇るようなプロモーション・団体は現れず、格闘技コンテンツは地上波から姿を消していった。

「K-1」が新体制で再出発すると、2015年「PRIDE」の後継団体として他団体とは競合しないフェデレーション(協会)を理念とした「RIZIN(RIZIN FIGHTING FEDERATION)」が設立された。

この間、アジア諸国でも多くの団体が設立されてる。中でも2011年に設立された「ONE Championship」は日本人の母を持つタイ国籍のチャトリ・シットヨートン氏が中心となって設立した団体で「全てのマーシャルアーツのホーム」を掲げ、ムエタイ、キックボクシング、空手、カンフー、シラット、散打(サンダ)、ラウェイ、総合格闘技(MMA)、テコンドー、サブミッショングラップリング他すべてのスタイルの格闘技の試合が組まれ、日本からは吉田善行今成正和川尻達也青木真也(第2代ONE世界ライト級王者)、内藤のび太(元ONE世界ストロー級王者)らが参戦。着実にマーケットを広げ、ESPN Star Sports(現Fox Sports Asia)と10年間の放映契約を締結し、ABS-CBN, Astro, ClaroSports, Bandsports, Startimes, Premier Sports, Thairath TV, Skynet, Mediacorp, OSNなどの世界最大規模の放送局と提携し、138カ国、17億人以上の視聴者に映像を配信するアジア最大のスポーツ・エンターテインメント・イベントとなった。

その「ONE Championship」が来年3月31日(日)東京・両国国技館において「ONE: A NEW ERA -新時代- 」を開催する!

第一弾として発表されたのは以下のトリプル世界タイトルマッチとGP1回戦2試合とキックボクシングマッチ1試合。

<ONE世界女子ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者]シィォン・ヂィンナン(中国)

[挑戦者]アンジェラ・リー(米国)

現ONE女子ストロー級世界チャンピオンである “ザ・パンダ” ション・ジンナン (中国)とONE女子アトム級世界チャ ンピオンの “アンストッパブル” アンジェラ・リー (シンガポール)の戦いは、2017年12月に中国のヒーローである“ザ ・パンダ” ショ ン・ジンナンがONE Championshipに加入してから常に対決が噂されていた話題のカードだ。 それぞれの階級で王座に君臨しているこの2選手。リーはONE Championship女子史上初の2階級制覇を狙って階級を上げ て ション・ジンナンに挑む。

<ONE世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]オンラ・ンサン (米国)

[挑戦者]長谷川賢(日本)
アウンラ・ンサンと長谷川賢の最初の試合は2018年6月に行われ、最終的にアウンラ・ンサンが勝利。熱く スリリングな5ラウンドの勝負で、この一戦は「ONE Championship史上最高の試合」との呼び声が高く、その息も つかせぬ展開とドラマチックな結末で、2018 グローバル・マーシャルアーツ・アワードにて「バウト・オブ・ザ・イヤ ー」を受賞した。

<ONE世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)

[挑戦者]青木真也(日本)

2016年11月、フォラヤンは3ラウンドTKOで青木からタイトルを奪取。そ の1年後にマーティン・ニューイェ ンに負け、ベルトを手放す。しかし、この11月にフォラヤンはシンガポールのノックアウトアーティスト、アミ ール・カーンに対して5ラウンド全てで圧倒し、大差でタイトルを奪い返えした。一方、⻘木はラスール・ヤキャエフ 、エブ・ティンに対し関節技で、シャノン・ウィラチャイにはTKOで勝利し、見事3連勝を収めた。この3連勝でON Eライト級において青木の評判を上げるだけでなく、以前に負けた相手とのリベンジマッチのチャンスを得ることになった。

上記の3試合に加えて、元UFC世界フライ級王者のデメトリアス “マイティマウス”ジョンソンと元UFC世界ライト級王者エディ “ ザ・アンダーグラウンドキング” アルバレスがONE Championshipケージに初登場する。

<ONEフライ級ワールドGP 1回戦/5分3R>
デメトリウス・ジョンソン(米国)
若松佑弥(日本

<ONEライト級ワールドGP 1回戦/5分3R>
エディ・アルバレス(米国)
ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)

さらにキックボクシングはムエタイのレジェンド、ヨドサンクライ・ IWE・フェアテックスと日本でもおなじみのSHOOT BOXINGの絶対王者アンディ・サワーの一線が組まれた。
<キック・ライト級/3分3R>
ヨーセングライ・IWE・フェアテックス(タイ)
アンディ・サワー(オランダ)

大晦日のRIZINは「フロイド・メイウェザー対那須川天心」という”劇薬”を投下し、日本の格闘技界をもう一度盛り上げようとしている。K-1も新世代が台頭し着実に人気を博している。しかし、全局面で『あの頃』とは違う状況下にある日本の格闘技界に「日本で格闘技を再興させる」ことを大義として来航する「ONE Championship」は果たして『黒船』となるか?

日本人を母に持ち自らも格闘技を習得しているチャトリ代表は「UFCはファイトであり、ONEはマーシャル・アーツだ」と語る。
柔道と護身術をベースとしたグレイシー柔術最強の男ヒクソン・グレイシーは「今のマーシャル・アーツはマーシャル(戦)だけでアーツ(術)が欠けている」と語っていた。
どちらも日本の格闘技をリスペクトし、武士道を重んずる。
かつて「黒船」と呼ばれたグレイシー柔術は現在「JIU-JITSU」として全世界で人気を博し、日本でも老若男女が楽しめる格闘技として持てはやされ競技人口は軒並み増加している。
チャトリ代表が「日本で格闘技を再興させる」ことを大義とするのは、「黒船」としてではなく、日本の格闘技に『あの頃』のような復興と新時代をもたらし、アジアの格闘技を一つにしたいという「WE ARE ONE」の想いがあるからかもしれない。

2018年3月31日、日本の格闘技に新時代の幕開けが到来する。

ONE: A NEW ERA-新時代-

2019年3月31日(日)
16:00
東京・両国国技館

「ONE: A NEW ERA-新時代-」のチケットはLINEチケットで独占先行予約の受付を開始(https://ticket.line.me/sp/ONEChampionship)。一般発売は1月27日からキョードー東京、チケットぴあ、ローソンチ ケット、e+(イープラス)の各社プレイガイドにて一斉販売。

 

ONE Championship Official Site