SBの歴史に名を刻め!「SHOOT BOXING 2017 act.1」

2月11日(土)東京・後楽園ホールにて開催されたSHOOT BOXINGの2017年シリーズ開幕戦「SHOOT BOXING 2017 act.1」。笠原弘希と対戦した賢一TencloberGymと、YUSHIと対戦した海人の2選手が前日計量で既定の体重をクリア出来ず、ファイトマネー全額没収、さらに8オンスのグローブを使用するハンディキャップマッチで行われた王者・坂本優起と挑戦者の同級1位・北斗拳太郎のSB日本スーパーウェルター級タイトルマッチ、メインイベントはSB日本スーパーライト級王者MASAYAとWPMF世界ライト級暫定王者・水落洋佑が2015年12月以来の再戦をし延長戦までもつれ込む激闘を展開した。

この模様をHIROKO (A-bonD Japan)さんのリポートとファイティング・ドキュメンタリー「BLACK&FIGHT」でお送りします!

© All Photo by Xesanat Text by Hiroko(A-bonD Japan)


MMA Journal読者の皆様、こんにちは。二児のママでフルコン空手黒帯のHIROKOです。今回は2月11日(土)東京・後楽園ホールにて開催されたシュートボクシングの2017年のシリーズ開幕戦『SHOOT BOXING 2017 act.1』に行ってきました!!
開場前から後楽園名物の階段に長蛇の列。お客さんの雰囲気も所謂“格闘技ファン”と違ってシーザージムのある“浅草”なカンジ。早くもSBラブを満喫~♪

▼オープニングマッチ 69.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 2分3R延長無制限R
○チングン新小岩(シーザージム新小岩)※デビュー戦
判定3-0 ※30-24、30-25、30-24
●伊藤圭太(RIKIX)※デビュー戦
二人は共にデビュー戦。隠せない緊張感が痛いほど伝わってくる。プロとして初めてのリングで沢山のお客さんに観られスポットライトにも当たって。一体どんな気持ちなんだろう?
モンゴル出身のチングン。打撃、投げがキレッキレ!!見えない角度からのハイキックは何度もヒット。今日タイトルマッチが行われるスーパーウェルター級に新星が登場したわね。今後が楽しみだわー♡
SB211-1

▼第1試合 55.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○平山滉大(フォースクワッド/SB日本スーパーバンタム級6位)
KO 2R2分2秒
●川上叶(龍生塾)
平山18歳、川上17歳、共に戦績は全勝。2人ともパッと見はあどけない少年の顔なのにゴングが鳴れば、漢の顔。ともに関西勢の二人はお互い一歩も譲らずのバチバチの“シバキ合い。ドツキ合い”!!KO勝利の平山はプロデビュー無敗の5連勝!!将来有望な二人、タイトルマッチを争う姿を観てみたい!!
SB211-2

▼第2試合 70.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○マツシマ タヨリ(シーザージム/SB日本スーパーウェルター級7位)
判定3-0 ※29-23、29-21、29-22
●ラム・ツォン・フォン(香港)
この試合は投げ祭り!!シーザージム期待の大型新人マツシマ・タヨリが序盤、前田日明ばりのキャプチュード(!?)をSBのリングで!あまりに見事に決まり会場は大爆発!仕留めきれなかったものの、この日は香港からのキックボクサーを投げて投げて完勝のマツシマ。戦前に読んだインタビュー(https://shootboxing.org/human_of_sb/12439)から“課題があると成長続けるタイプ”とみた。(笑)だとしたら、次戦も何がでるか楽しみ!スーパーウェルター級は本当に熱いわねー!!
SB211-3

▼第3試合 57.5kg契約 エキスパートクラス 特別ルール 3分3R延長無制限R
○笠原弘希(シーザージム/SB日本フェザー級2位)
判定3-0 ※30-27、30-28、30-27
●賢一Tenclober Gym(テンクローバージム/SB日本スーパーフェザー級3位)
あれ?賢一選手、紹介映像と髪型が違う丸刈り!?減量失敗したからかな。笠原選手はシーザージムイズムを受け継いでいる盤石の戦いぶり。この戦いぶりでプロデビュー2年目でまだ17歳かー。次期エース候補の戦いには今後も目が離せないわ!
SB211-4

▼第4試合 60.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○村田聖明(シーザージム/SB日本スーパーフェザー級2位)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-29
●森園直樹(TIA辻道場/元グラディエーター武士道スーパーフェザー級王者)
忠実、努力って言葉が似合う村田。基礎がしっかりしてるからか、攻防の動きがため息が出るくらいに美しい。途中、鼻から出血の事態に見舞われても冷静さを失わず、常に先を取りアグレッシブに闘う姿は痺れた!!
SB211-5

▼第5試合 62.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
ー海人(TEAM F.O.D/SB日本ライト級1位)
ノーコンテスト
ーYUSHI(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本ライト級5位)
※判定勝者・海人。海人が計量をクリアーしていないためノーコンテストに。
海人、まさかの体重オーバー。どうしちゃったんだろ?ここ数日急激に気温が下がったから、代謝がおかしくなった?準備失敗は残念だったけど、この日の海人は超アグレッシブ。試合内容は良かったから、次戦は仕切り直しで!!
SB211-6

▼第6試合 49.0kg契約 エキスパートクラス 特別ルール 3分3R延長無制限R
○MIO(シーザージム/SB日本女子ミニマム級王者)
判定2-0 ※30-29、30-30、30-29
●クォク・ホイ・リン(香港/Ray’s MuayThai Gym/IPPC51kg2015王者)
MIOちゃんの入場曲はやっぱりテンションあがる!昨年11月のunion朱里との戦いぶりみたから、今回も女の強さを見せてくれるかワクワク。あ、セコンドにRENAちゃんが♪
一方のクォク・ホイ・リン、入場前から笑顔で入場。アウェイなのにとってもリラックスしてるわね。楽しそう!!試合はお互い攻めるものの、カウンターの距離を嫌ってかみ合わず。動きが硬くみえたMIO選手とは対照的に、インターバルで、ふふふふーって感じで笑顔で小走りにコーナーに帰ってくるクォクホイリンが印象的だった。勝利コールにも表情が曇ったままのMIO選手、次戦での爆発がみたい!!
SB211-7

RENAが昨年のRIZINで使用していたグッズをリング上でオークション! そして休憩明けのシーザータイムではシーザー武志会長が熱く挨拶を行った。SB211-RENA&SEACER

▼第7試合 56.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限
○内藤大樹(ストライキングジムAres/SB日本スーパーバンタム級王者)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-27
●宮崎就斗(TARGET/RISEバンタム級3位)
内藤選手が盤石の戦いぶりでRISEからの刺客に完勝!勝利コメントでは、フェザー級参戦を示唆し、同時期の2階級制覇を宣言!!野心あふれる王者、この勢いのまま某団体にも上がるのかな。♡
SB211-8

▼第8試合 セミファイナル SB日本スーパーウェルター級タイトルマッチ エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R
○北斗拳太郎(ボスジムジャパン/J-NETWORKスーパーウェルター級王者、SB日本スーパーウェルター級1位/挑戦者)
判定3-0 ※49-48、50-49、49-48
●坂本優起(シーザージム/SB日本スーパーウェルター級王者)
※北斗が新王座となった。
チャレンジャーの拳太郎、安定の小芝居付きの入場。煽りVからも北斗神拳、炸裂の予感(笑)一方、チャンピオンの坂本はピリッとした緊張感をまとい対照的なリングイン。ゴングが鳴ると、チャレンジャーの様に、先に先にと攻め続ける坂本。戦前「年齢も年齢なので負けたら最後にしたい」と語っていたからか。坂本の気迫に会場も熱くなる。一方の拳太郎も、喉から手が出るほど欲しいベルト。お互い一歩も引かず、自分達の闘いを出し切った。
リングの外も、両選手のファンは応援合戦!!判定された時、拳太郎は勝利に喜び、会場も大爆発!坂本はしばし呆然の表情。リングを去る坂本を眼だけで追うシーザー会長。気持ちを察して、思わず泣いちゃいました(;_;)
SB211-9

▼第9試合 メインイベント 65.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R
○水落洋祐(はまっこムエタイジム/WPMF世界ライト級暫定王者)
KO 延長R 2分36秒
●MASAYA(シーザージム/S-cup65kg世界トーナメント準優勝)
※本戦の判定は三者とも48-48
再起から進化のペースが上がっているMASAYA。一方の水落は戦績62戦の経験値実力ともに揃った強豪。この試合も序盤から両陣営が応援合戦。ボディーを叩く水落に対し、左ミドルを蹴るMASAYA。お互い自分の闘いを信じて譲らない。一進一退の攻防、勝利をもぎ取ったのは水落。延長でのフィニッシュは、水落がMASAYAを“なぎ倒す”って感じ。水落の勝利への執念がヤバかった!!
SB211-10

大会時間はいつもより長めだったにも関わらず、あっという間に終わった印象だったけど、後楽園を出た時には、集中し過ぎでどっと疲れが。(笑)シュートボクシング、シリーズ開幕早々から凄い戦いだった。やっぱりSB最高!!

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