変われないことなんて、何もない―。映画『サウスポー』

最愛の妻の死をきっかけに全てをなくしたボクシングの元世界チャンピオンが、亡き妻と最愛のひとり娘のために自分を変え、再びリングへ上がる姿を描いた映画『サウスポー』。一人の父親がひたむきに自分と向き合うことで成長し、家族との絆を取り戻そうとする感動の人間ドラマだ。すでに昨年夏に公開されたアメリカでは【ボクシング映画の新たな基軸を打ち立てた】と話題になっている。

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リング上で脚光を浴びるチャンピオン、ビリー・ホープ。怒りをエネルギーにして相手を倒すというスタイルに心配が耐えない妻と娘。その彼の怒りは無情にも妻の死へと繋がってしまう。最愛の妻を失くしたビリーは悲しみに暮れる毎日。ボクシングにも力が入らず全てを失ってしまう。愛する娘までも…。そんなビリーは、今は第一線を退き、古いジムを営むトレーナーのティックのもとを訪れる。かつて、ビリーが唯一恐れたボクサーを育てた彼に教えを請い、自らの「怒り」を封印することを学んでいくビリー。やがて彼は、過去の自分 と向き合うことで闇のなかに光を見出して行く…。

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無敗のチャンプ、ビリーを体当たりで演じるのは『プリズナーズ』や『ナイトクローラー』などで演技派として知られるジェイク・ギレンホール。前作『ナイトクローラー』から変貌を遂げた鍛え上げられた肉体は、6ケ月に渡るハードなトレーニングでボクシングテクニック、フィジカル、メンタルといった複雑な細部を組み立て、切れ味鋭いリアルなボクサー像を構築した。
妻・モーリーンには、本年度のアカデミー賞にもノミネートされ、今や全世界が注目する女優レイチェル・マクアダムス(『スポットライト 世紀のスクープ』『きみに読む物語』)、プロモーター役にはカーティス・’50セント’・ジャクソン、ホープ再生の鍵となる男ティックをアカデミー賞俳優のフォレスト・ウィテカー(『大統領の執事の涙』)が演じている。

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監督はデンゼル・ワシントンの怪演でオスカーをもたらした『トレーニング デイ』や『イコライザー』など、激烈なアクションとほとばしる人間ドラマを鋭い感性で融合させる鬼才アントワーン・フークア。長きに渡りHBOでボクシングの試合の撮影技師を務めてきたスタッフに試合シーンを依頼し、HBOの伝説的ボシクング解説者ジム・ランブリーとロイ・ジョーンズ・ジュニア、そしてベテランのボクシング・レフリー、トニー・ウィークスが作品にリアリティを生んでいる。さらに、このどん底からの復活物語はヒップホップスター、エミネム自身が経験した親友のプルーフ(エミネムも参加するヒップホップユニットD12のメンバーで2006年にクラブでのケンカを発端に射殺された)をなくした際の苦難からインスイレーションを受けている。そして、彼が手がけた主題歌「Phenomeral」が本作を新たなる境地へと導く。アカデミー賞をにぎわせるキャストと監督、そしてエミネムによる感動傑作が誕生した!

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『サウスポー』

英題:SOUTHPAW
■スタッフ
監督:アントワーン・フークア
脚本:カート・サッター
製作:アントワーン・フークア、トッド・ブラック
■キャスト:ジェイク・ギレンホール、フォレスト・ウィテカー、ナオミ・ハリス、カーティス・“50Cent”・ジャクソン、ウーナ・ローレンス、レイチェル・マクアダム ス、スカイラン・ブルックス、ボー・ナップ、ヴィクター・オルティス、リタ・オラ、ミゲル・ゴメス
6月3日(金)全国ロードショー
配給:ポニーキャニオン
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映画『サウスポー』Official Site