「こうなったら人間ぜんぶが相手だ!」『ボンバ! 手塚治虫ダーク・アンソロジー』

手塚治虫作品の『ダスト18』『アラバスター オリジナル版』『アポロの歌 オリジナル版』に続いて、雑誌連載時の状態を再現した「ボンバ! オリジナル版」「ガラスの城の記録 オリジナル版」「時計仕掛けのりんご オリジナル版」の3作に加え、単行本初収録の「地下壕」からなる中短編集『ボンバ! 手塚治虫ダーク・アンソロジー』が発売される。1970年代初頭のシリアスな手塚作品を堪能できるアンソロジー。

『別冊少年マガジン』1970年9月号〜12月号に掲載された「ボンバ!」、『現代コミック』1970年1月22日号〜4月23日号と『COMコミック』1972年12月22日号〜1973年2月23日号に掲載された「ガラスの城の記録」、『週刊ポスト』1970年4月17日号〜5月8日号に掲載された「時計仕掛けのりんご」は、扉やカラーページを再現。単行本化に際してのセリフや構成の改変箇所も、連載時の構成に準じて収録しています。中でも「ガラスの城の記録」は『COMコミック』での連載の後半3回分(48ページ)を単行本で初収録、さらには『小説サンデー毎日』1970年8月号掲載の「地下壕」も収録した貴重な1冊となっている。

企画・編集・解題:濱田高志
ブックデザイン:米川裕也(オフィスアスク)

手塚治虫(てづか・おさむ)
1928年、大阪府豊中市生まれ。兵庫県宝塚市で少年時代を過ごす。46年マンガ家としてデビュー。翌年発表した「新寶島」等のストーリーマンガにより、戦後マンガ界に新生面を拓く。62年アニメーション作家としてデビュー。翌年から放映したテレビアニメ「鉄腕アトム」により、テレビアニメブームをまきおこす。89年2月9日没。

ボンバ! 手塚治虫ダーク・アンソロジー

著者:手塚治虫
定価:本体3,800円+税
仕様:B5正寸 / 472ページ
発行:立東舎 / 発売:リットーミュージック
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