絵で世界は変わるのか?「HOKUSAI」

代表作「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が2020年2月に新たに刷新された新パスポートや
2024年度から使用される千円札のデザインに採用されるなど、今なお愛され続ける世界的アーティスト 葛飾北斎。
19世紀にヨーロッパでジャポニズムブームを巻き起こし、マネ、モネ、ゴッホ、ゴーギャンなど数々のアーティストに影響を与え、
西洋近代絵画の源流となった、世界で最も有名な日本人で、米LIFE誌“この1000年で偉大な功績を残した100人”にも唯一の日本人として選ばれている。

©2020 HOKUSAI MOVIE

腕はいいが、食うことすらままならない生活を送っていた北斎に、ある日、人気浮世絵版元(プロデューサー)蔦屋重三郎が目を付ける。
しかし絵を描くことの本質を捉えられていない北斎はなかなか重三郎から認められない。
さらには歌麿や写楽などライバル達にも完璧に打ちのめされ、先を越されてしまう。
“俺はなぜ絵を描いているんだ?何を描きたいんだ?”もがき苦しみ、生死の境まで行き着き、大自然の中で気づいた本当の自分らしさ。
北斎は重三郎の後押しによって、遂に唯一無二の独創性を手にするのであった。

©2020 HOKUSAI MOVIE

ある日、北斎は戯作者・柳亭種彦に運命的な出会いを果たす。武士でありながらご禁制の戯作を生み出し続ける種彦に共鳴し、二人は良きパートナーとなっていく。70歳を迎えたある日、北斎は脳卒中で倒れ、命は助かったものの肝心の右手に痺れが残る。
それでも、北斎は立ち止まらず、旅に出て冨嶽三十六景を描き上げるのだった。
そんな北斎の元に、種彦が幕府に処分されたという訃報が入る。信念を貫き散った友のため、
怒りに打ち震える北斎だったが、「こんな日だから、絵を描く」と筆をとり、その後も生涯、ひたすら絵を描き続ける。描き続けた人生の先に、北斎が見つけた本当に大切なものとは…?

今だから、見えるものが、きっとあるー。

©2020 HOKUSAI MOVIE
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病や政府からの抑圧、何があっても絶対に諦めずに描き続けた絵師としての生き様が
青年期(柳楽優弥)から老年期(田中泯)を通して初めて描かれる本作。
今を生きる表現者たちの魂をも揺さぶる本編にも是非ご期待ください!

HOKUSAI

監督:橋本一
企画・脚本:河原れん
出演:柳楽優弥、田中泯、玉木宏、瀧本美織、津田寛治、青木崇高、辻本祐樹、浦上晟周、芋生悠、河原れん、城桧吏、永山瑛太、阿部寛ほか
©2020 HOKUSAI MOVIE
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