映画が、全てを狂わせる「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」

構想30年 企画頓挫9回
映画史上最も呪われた企画がついに日本公開決定!
—自らをと信じる男と若手監督の、遍歴の旅が始まるー

企画頓挫をするあまり、『ロスト・イン・ラ・マンチャ』(02)としてその過程をドキュメンタリー映画として上映するほどにもなった異色の本作。
ジョニー・デップやユアン・マクレガーなど錚々たる俳優たちが決定しては消えた主人公トビー役を最終的に射止めたのは、『パターソン』(16)や『ブラック・クランズマン』(18)、そして新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(19)など話題作に出演し活躍が著しいアダム・ドライバー。

自身をドン・キホーテと信じる老人ハビエル役を、大人気TVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」(15〜16)に出演し、テリー・ギリアムとは『未来世紀ブラジル』(85)など4度目のタッグとなる大ベテラン俳優ジョナサン・プライスが演じる。トビーのボスを『パイレーツ・オブ・カリビアン』『アベンジャーズ』といった超大作シリーズに出演しハリウッドに欠かせない名優ステラン・スカルスガルドが演じ、ボスの妻でトビーを誘惑するジャッキを『007/慰めの報酬』(08)『オブリビオン』(13)などに出演し妖艶な魅力を発揮するオルガ・キュリレンコ。その他に、ポルトガルのゴールデン・グローブ賞にノミネートされるなど今後の活躍が期待されている新進女優ジョアナ・リベイロ、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』(11)にてスパニアード役を見事に獲得したオスカル・ハナエダ、『ハリー、見知らぬ友人』(00)にてセザール賞を受賞したセルジ・ロペスら、期待の若手俳優から実力派ベテラン俳優が脇を固める。

そして、1989年から約30年をかけて数々の障害を乗り越えて本作をついに完成に導いたのは、モンティ・パイソンのメンバーとしても知られる、もちろんこの人、鬼才テリー・ギリアムだ。

事への情熱を失くしたCM監督のトビーは、スペインの田舎で撮影中のある日、謎めいた売り子からDVDを渡される。偶然か運命か、それはトビーが学生時代に監督し、賞に輝いた映画『ドン・キホーテを殺した男』だった。舞台となった村が程近いと知ったトビーはバイクを飛ばすが、映画のせいで人々は変わり果てていた。ドン・キホーテを演じた靴職人の老人ハビエルは、自分は本物の騎士だと信じ込み、清楚な少女だったアンジェリカは女優になると村を飛び出したのだ。トビーのことを忠実な従者のサンチョだと思い込んだ老人は、無理やりトビーを引き連れて、大冒険の旅へと出発するのだが──

テリー・ギリアムのドン・キホーテ

原題・英題/THE MAN WHO KILLED DON QUIXOTE
監督:テリー・ギリアム
出演:アダム・ドライバー ジョナサン・プライス ステラン・スカルスガルド オルガ・キュリレンコ ジョアナ・リベイロ オスカル・ハエナダ ジェイソン・ワトキンス セルジ・ロペス ロッシ・デ・パルマ ホヴィク・ケウチケリアン ジョルディ・モリャ
脚本:テリー・ギリアム トニー・グリゾーニ 
製作:マリエラ・ベスイェフシ ヘラルド・エレーロ エイミー・ギリアム
2018/カラー/5.1ch/スペイン・ベルギー・フランス・イギリス・ポルトガル/スコープ/ 133分/原題:THE MAN WHO KILLED DON QUIXOTE
日本語字幕:松浦美奈 配給:ショウゲート
©2017 Tornasol Films, Carisco Producciones AIE, Kinology, Entre Chien et Loup, Ukbar Filmes, El Hombre Que Mató a Don Quijote A.I.E., Tornasol SLU

2020年1月24日(金)TOHOシネマズ シャンテほか、全国ロードショー

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